🔽デンソー (6902) 株価まとめ
・電動化・自動運転の技術で躍進
・デンソーの株価は急騰
・安定のトヨタグループ
✔【 本記事の内容 】
- デンソーの株価はなぜ高いのか。
- デンソーの特徴・強みは何か。
- デンソーの今後について。
目次
株価情報
▼2021年5月6日のデータです。
- 株価:7,155円
- PER:17.5倍
- PBR:1.43倍
- 配当利回り:1.96%
- 時価総額:5兆6,377億円
- 業種:輸送用機器
デンソーとは?
株式会社デンソー(英: DENSO Corporation)は、日本の愛知県刈谷市を本拠におく自動車部品メーカーである。
2009年(平成21年)以来、自動車部品業界では国内最大手である。
TOPIX Large70構成銘柄の一つであり、TOPIX Core30の構成銘柄の一つでもあった。
(出典:Wikipedia)
デンソーはBtoB向けに自動車部品を製造・販売している会社です。
自動車部品メーカーで国内最大手、世界2位の規模を誇っています。尚、世界1位はドイツのロバート・ボッシュです。
事業セグメントは下記の5つになります。(デンソーは所在地別にセグメントを分けています)
事業セグメント別売上高(20・3)
- 日本:45%
- 北米:22%
- 欧州:11%
- アジア:21%
- その他:1%
※ 海外売上高比率は57%を占めています。
デンソーの特徴や強み【好調な理由を分析】
電気自動車へのシフトが追い風へ
現在は、百年に一度ともいわれる激変期を迎えている自動車産業。
自動車の電装品メーカーであるデンソーとしては、電動化へのシフトは追い風となっています。
株式市場からも「電動化筆頭銘柄」としての評価が高まっています。
自動車市場が回復傾向に
新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ自動車市場ですが、コロナワクチンの普及が進み、自動車市場が回復してきています。
株式市場は未来を織り込んでいく為、アフターコロナの自動車需要に期待が高まっています。
研究開発費が4920億円
デンソーは研究開発に力を入れています。2021年3月期の研究開発費は4920億円ものお金をかけています。
この金額は売上高の約10%を占めています。
研究開発は日本、アメリカ、ドイツなど世界7拠点のテクニカルセンターで、研究機関や大学など社内の枠を超えて連携しています。
電気自動車や自動運転市場は、大きな転換点ですので、新分野に力を入れていることは、今後の業績に必ず好影響となるでしょう。
トヨタグループなので、安定している
(出典:2021年3月期 決算説明会 資料)
デンソーは「トヨタ自動車」の資本が約20%入っており、トヨタ自動車の関連会社に当たります。
売上高に占めるトヨタグループの割合は50%を占めています。
デンソーはトヨタグループの一員であることから、受注・売上はかなり安定しています。
日本一の企業であるトヨタ自動車の傘下である限り、デンソーの業績はトヨタの成長と共に今後の成長も期待されます。
株価推移
🔽 週足チャート
(出典:かぶたん)
5月6日現在は、株価7,155円です。
株価は2020年3月のコロナ前を超えて、順調に右肩上がりで推移しています。
電気自動車へのシフト及び自動車市場の回復が追い風となっています。
通期業績
(出典:かぶたん 金額:百万円 前年同期比:%)
2021年3月期はコロナの影響によって、売上・利益ともに減少していました。
しかし、2022年3月期予想は、足元の自動車市場の回復もあって、増収・増益予想です。
配当金の推移
年間配当金の推移
- 2018年3月:130円
- 2019年3月:140円
- 2020年3月:140円
- 2021年3月:140円
- 2022年3月:140円
5月6日現在は、配当利回り1.96%です。
株価の上昇もあって、配当利回りは多少低めの状態になります。
ちなみに2010年より11年間連続で減配無しですので、配当に力を入れているのが伺えますね。
財務状況
(出典:かぶたん)
自己資本比率40%以上あれば、倒産しにくいと言われていますが、デンソーは自己資本比率57.5%なので、財務状況は全く問題ありません。
ユウイチ
まとめ
デンソーは引き続き株価上昇に期待!
- 電気自動車へのシフトが追い風へ
- 自動車市場が回復傾向に
- 研究開発費が4920億円
- トヨタグループなので、安定している
- 株価は2020年3月のコロナ前を超えて、順調に右肩上がりで推移
- 配当金は11年連続で減配無し
手堅く投資をするなら、デンソーは打ってつけの銘柄ですね。
世界進出している日本を代表する企業ですので、今後の活躍に期待です!
以上! ※投資の判断は自己責任になります。
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