🔽フリー【freee】(4478)株価まとめ
- 会計、人事労務ソフトで、日本クラウド市場シェア№1!
- ARR(年間経常収益)は右肩上がりに増加!
- 長期的に先高観が有り!
▼記事内では、以下のことを紹介します。
「フリーの事業内容」
「フリーの強みや特徴」
「成長株投資家による個人の株価予想」
① 株価情報
▼2020年12月17日のデータです。
- 株価:9,970円
- PER:-倍
- PBR:36.55倍
- 配当金:無し
- 配当利回り:-
- 業種:情報・通信業
② 事業内容
(出典:フリー2021年6月期第1四半期決算説明資料)
クラウド型会計、人事労務ソフトなどを開発・提供をしている会社です。
主要顧客は個人事業主や中小企業をターゲットにしています。
会計ソフト、人事労務ソフトでは日本のクラウド市場シェア№1です。
③ 事業の特徴・強み
・ARR(年間経常収益)は右肩上がりに増加!
(出典:フリー2021年6月期第1四半期決算説明資料)
グラフからARRが右肩上がりで増加していることが分かります。
しっかり成長していますね!
(ARR=年間経常収益を表しています。各期末月のMRR(月間経常収益)を12倍にして算出しています。)
・ARPUも着実に増加!
(出典:フリー2021年6月期第1四半期決算説明資料)
ARPUはユーザー1人あたりの平均売上金額を表しており、グラフからARPUが着実に増加している事が分かります。
ユーザー1人あたりの売上が伸びているということは、オプション追加や複数のサービス利用などの囲い込みが成功していることが伺えます。
・平均解約率はたったの1.6%!
(出典:フリー2021年6月期第1四半期決算説明資料)
12カ月平均の解約率は1.6%とかなり低いです。
解約率が低いということは、利用したユーザーが満足して使い続けていることが分かります。
・クラウド会計ソフトの市場は拡大余地有り!
(出典:フリー2021年6月期第1四半期決算説明資料)
国別で見ると、日本がダントツでクラウドが普及していません(笑)
普及していないということは逆に捉えた場合、まだまだ開拓余地があるということです。
④ 株価推移
▼6カ月チャート
株価は11月以降、レンジ相場を続けています。
テクニカルでは、上値ラインは10,000円、抵抗ラインは8,000円が意識されると思います。
・短期の株価予想
このままレンジ相場が続くと予想しますが、もし8,000円を大きく割り込むと、一気に暴落となる可能性が考えられます。
上値10,000円越え後の定着は、大きなサプライズがないと難しいと感じますね。
・長期の株価予想
売上高が増加しており、企業自体がしっかり成長していますので、株価はまだまだ上を目指して行けると考えます。
⑤ 経常利益の推移
決算期 | 経常利益 | 前期比 |
2017年6月 | -22億500万円 | - |
2018年6月 | -33億9,900万円 | - |
2019年6月 | -28億5,000万円 | - |
2020年6月 | -29億3,800万円 | - |
2021年6月 予想 | - | - |
経常利益は各年度赤字です。
赤字理由は、開発費用・ユーザーの獲得費用が先行しているためとのことです。
売上高は前年比40%以上成長をしているので、赤字理由には納得できますね。
⑥ まとめ
フリーはスモールビジネスの味方!
主要顧客は個人事業主や中小企業をターゲットにしており、会計ソフト、人事労務ソフトでは日本のクラウド市場シェア№1です。
株価は11月以降、レンジ相場を続けています。テクニカルでは、上値ラインは10,000円、抵抗ラインは8,000円が意識されると思います。
・短期の株価予想
このままレンジ相場が続くと予想しますが、もし8,000円を大きく割り込むと、一気に暴落となる可能性が考えられます。
上値10,000円越え後の定着は、大きなサプライズがないと難しいと感じますね。
・長期の株価予想
売上高が増加しており、企業自体がしっかり成長していますので、株価はまだまだ上を目指して行けると考えます。
以上! ※投資の判断は自己責任になります。