🔽 カオナビ(4435) 株価まとめ
・クラウド人材マネジメント事業は好調
・中期的な成長イメージを発表
・今後も高い成長率を維持へ
・株価も長期的に右肩上がりと予想
▼記事内では、以下のことを紹介します。
「カオナビの事業内容の概要」
「カオナビの強みや特徴について」
「成長株投資家による個人の株価予想」
株価情報
🔽 2021年6月3日のデータです。
- 株価:3,595円
- PER:1,583倍
- PBR:42.79倍
- 配当利回り:-%
- 時価総額:411億円
- 業種:情報・通信業
カオナビは成長投資を重視する企業ですので、PERの高さは気にしなくても大丈夫です。
事業内容
カオナビは「クラウド人材マネジメントシステム事業」の単独セグメントです。
人事評価・人材配置・離職防止などの人材管理領域においてサービスを提供しています。
カオナビのサービスは、働き方改革やリモートワークなどの多様な働き方をにマッチした注目のサービスです。
事業の特徴
業界ポジション 第1位
(出典:2021年3月期 第4四半期 決算説明資料)
カオナビの「人材マネジメントシステム」は、出荷社数シェア4年連続1位を獲得しています。
2020年度においても1/4ものシェアを獲得できていますね。
売上高ストック比率は80%超
(出典:2021年3月期 第4四半期 決算説明資料)
カオナビの売上高ストック比率は、80%超えています。
契約件数が増えるごとに、ストック売上が積みあがっていくビジネスモデルです。
ストック売上は毎月or毎年必ず売上が発生するので、不況でも安定した売上が入ることも魅力です。
また人材マネジメントシステムは、一度企業に導入されると、継続的に使用してもらえます。その点も大きな強みですね。
解約率は0.71%のみ
(出典:2021年3月期 第4四半期 決算説明資料)
「人材マネジメントシステム」の解約率は、たった0.71%のみです。
解約率が1%を切っていますので、ほとんど解約が発生していないことが分かりますね。
中期的な成長イメージを発表
(出典:2021年3月期 第4四半期 決算説明資料)
カオナビでは中期的(5年程度)な成長イメージを発表しており、内容は下記です。
- 売上高:100億円
- 売上純利益率:80%
- 営業利益率:30%
中小企業などでは手書き又はエクセルで管理しているところがまだ多くあります。
その為、市場規模はまだまだ十分にあると考えられ、これからも売上拡大が見込めます。
株価推移
▼1年チャート
(出典:Yahoo!ファイナンス)
6月3日現在は、株価3,595円、PER1,583倍です。
カオナビは成長投資を重視する企業ですので、PERの高さは気にしなくても大丈夫です。
2020年10月13日に株価7,330円まで上昇していたため、現在の株価水準は、過熱感が落ち着いた印象です。
今後の株価予想は?
カオナビの人材マネジメント事業は大局的に考えると、まだまだ着実に成長していけるものと思います。
発表済みである下記の中期的(5年程度)な成長イメージからも、会社の自信が伺えます。
-
- 売上高:100億円
- 売上純利益率:80%
- 営業利益率:30%
そのため株価も短期的に上下はあれど、長期的には右肩上がりに上昇していくものと思います。
注意したいポイントは、カオナビは相対的に割高なため、押し目のタイミングでエントリーすることを推奨します。
通期業績
(出典:かぶたん 金額:百万円 前年同期比:%)
カオナビは2021年3月期に売上高の過去最高を記録しました。
2022年3月期は売上高は過去最高を更新予定&利益は黒字化です。
財務状況
(出典:かぶたん)
自己資本率40%以上あれば、倒産しにくいといわれていますが、カオナビは自己資本率31.9%なので、財務状況は少し気になりますね。
しかし足元の業績は好調で、売上高2ケタ成長をしていますので、倒産の心配はないと思っていいでしょう。
ユウイチ
まとめ
カオナビは売上が高成長中で、今後に期待できる成長企業。
✅ 今後の株価予想は?
カオナビの人材マネジメント事業は大局的に考えると、まだまだ着実に成長していけるものと思います。
発表済みである下記の中期的(5年程度)な成長イメージからも、会社の自信が伺えます。
-
- 売上高:100億円
- 売上純利益率:80%
- 営業利益率:30%
そのため株価も短期的に上下はあれど、長期的には右肩上がりに上昇していくものと思います。
注意したいポイントは、カオナビは相対的に割高なため、押し目のタイミングでエントリーすることを推奨します。
※投資判断は自己責任になりますので、慎重に。
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