ネオモバ(SBIネオモバイル証券)は、メジャーなポイントである「Tポイント」を使って株式投資ができる証券口座です。
また、1株単位からでもスマホ1つで気軽に投資を始めることができます。
ネオモバはSBI証券によるグループ会社のため、安心・安全に利用することができます。開設口座数は、2021年1月末時点で50万口座を突破。
この記事では、ネオモバの活用術を具体的にご紹介します。併せてメリット・デメリットについても解説をしますので、ネオモバの口座開設について悩んでいる方は、参考にしてみてください。
目次
ネオモバの具体的な活用術
少額投資で株式投資デビュー
通常日本の株式は100株単位での売買しかできませんが、「ネオモバ」では1株単位での取引ができるサービスを提供しています。
有名企業の株でも、数百円から投資できるのが魅力です。
株式投資が初めてという方は、いきなり数十万円の金額を投資するのは怖いと思いますので、まずは少額から投資ができる「ネオモバ」で株式投資デビューをすることがオススメです。
分散投資が手軽に可能
1株単位での取引ができる「ネオモバ」では、少ない投資元本でも分散投資が容易に可能です。
数銘柄のみの集中投資は一般的にハイリスクハイリターンの投資手法と言われています。その点、数十銘柄もの分散投資であれば、1つの銘柄の株価が大きく下落しても、資産へのダメージは限定的となりますので、資産の変動幅(リスク)を小さくすることができます。
また、分散投資は高配当株投資と相性が抜群です。高配当株に興味がある方も、分散投資をオススメします。
1株で株主優待をGETする
株主優待の多くは、1単元(100株)以上を持つことが条件の企業が多いですが、実は1株でも優待を実施している企業が存在します。
1株単位での取引ができる「ネオモバ」との相性は抜群です。特に上新電機の優待券がオススメです。
◎ 1株で優待がもらえる企業3選
1:上新電機【Joshin】(8173)
優待内容:株主ご優待券(200円券)25 枚(5000円分)
2:ジャパンベストレスキューシステム(2453)
優待内容:「キッザニア」の優待券1枚
3:サカイ引越センター(9039)
優待内容:引越し代金30%割引の優待券(7月末ごろの社内報に同封)
ひとかぶIPOでIPO投資をする
ネオモバには「ひとかぶIPO」というサービスがあります。IPOに1株から99株まで、1株単位での申込みが可能です。少ない資金でもIPOの抽選に参加できる注目のサービスです。
IPOの抽選方法は、優遇抽選と完全抽選の2種類の枠があります。優遇抽選枠では、20代、30代の方が当選しやすくなる「若年優遇」や、ネオモバでの取引状況に応じて当選確率が高まる「取引継続優遇(3ヶ月以上)」「ネオモバFX取引口座保持」を加味して抽選が行われます。また、完全抽選枠では、公平な抽選ですので、どなたでも当選する可能性があります。
IPO投資に興味ある方は「ひとかぶIPO」を使ってみることをオススメします。
ネオモバのメリットについて
ここからはネオモバのメリットについて5つ紹介していきます。
Tポイントで株が購入できる
ネオモバでは、手持ちのTポイントで株を購入することができます。Tポイントは、「1ポイント⇒1円」として計算されます。
株式投資に興味があるけど、いきなり現金から始めるのは不安・・・という方には特に取っ付きやすいサービスですので、興味がある方はぜひともTポイントでの投資を試してみてください。
スマホ1台で簡単に始められる
ネオモバの株式投資は、スマホ1台で簡単に始められるのが特徴です。
口座開設する場合も、次の3つの手順を踏むだけで簡単に開設できます。
- 基本情報の入力
- 本人確認書類のアップロード
- 取引パスワードの受取
また、ネオモバはスマートフォン用アプリ「ネオモバアプリ」の提供をしています。アプリも使いやすくてオススメです。
1株から株が購入できる
通常日本の株式は100株単位での売買しかできませんが、「ネオモバ」では1株単位での取引ができるサービスを提供しています。
有名企業の株でも、数百円から投資できるのが魅力です。
株式投資が初めてという方は、いきなり数十万円の金額を投資するのは怖いと思いますので、まずは少額から投資ができる「ネオモバ」で株式投資デビューをすることがオススメです。
1株からIPOに投資ができる
ネオモバには「ひとかぶIPO」というサービスがあります。IPOに1株から99株まで、1株単位での申込みが可能です。少ない資金でもIPOの抽選に参加できる注目のサービスです。
IPOの抽選方法は、優遇抽選と完全抽選の2種類の枠があります。優遇抽選枠では、20代、30代の方が当選しやすくなる「若年優遇」や、ネオモバでの取引状況に応じて当選確率が高まる「取引継続優遇(3ヶ月以上)」「SBIネオモバイル証券(FX)(ネオモバFX)取引口座保持」を加味して抽選が行われます。また、完全抽選枠では、公平な抽選ですので、どなたでも当選する可能性があります。
株の自動定期買付が設定可能
ネオモバでは、毎月の指定日に買付けができる自動の注文発注サービスがあります。事前に買付けしたい銘柄・指定日・金額など簡単な設定をするだけで、自動定期買付が可能です。
自動定期買付のおすすめの使い方は、日経平均やSP500などの指数に連動するETFを購入することです。いわゆるインデックス投資です。
個別銘柄は売買タイミングが重要なので、自動定期買付はあまりオススメではありませんので、ご注意ください。
ネオモバのデメリットについて
ここからはネオモバのデメリットについて5つ紹介していきます。
毎月220円(税込)の利用料がかかる
他社の証券会社では、株の売買取引ごとに手数料がかかることが一般的ですが、ネオモバでは月間の約定代金によって利用料(手数料)が変動する仕組みです。
月間の株式約定代金が50万円以下の場合、月額の利用料は220円(税込)かかります。
尚、サービス利用料は株の取引を行わなかった月でも支払う必要がありますが、あらかじめ一定の期間取引を行わないことがわかっている場合には、利用の一時停止をすることで、利用料をかからないように設定することが可能です。
【月間の株式取引約定代金合計額:サービス利用料(税込み)】
- 0円~50万円以下:220円
- 50万円超~300万円以下:1,100円
- 300万円超~500万円以下:3,300円
- 500万円超~1,000万円以下:5,500円
- 以下100万円ごとに1,100円が加算(上限なし)(2021年3月時点)
月間の株式約定代金が50万円以下の場合、月額の利用料は220円(税込)かかりますが、ネオモバでは毎月200ptのTポイントがもらえますので、ポイントを考慮すると、かなりお得に利用することができます。
100株未満の売買は成り行きのみ
「ネオモバ」は1株単位での取引ができるサービスが売りですが、100株未満の売買は成行注文のみしか対応していません。いわゆる指値注文はできないので、ご注意ください。
また、100株未満の約定時間も下記のルールになりますので、理解した上で売買していきましょう。
【100株未満の注文時間と約定時間】
- 0:00~7:00の発注 → 当日前場始値(9:00 頃)に約定
- 7:00~10:30の発注 → 当日後場始値(12:30 頃)に約定
- 10:30~13:30の発注 → 当日後場終値(15:00 頃)に約定
- 13:30~24:00の発注 → 翌日前場始値(翌9:00 頃)に約定
iDecoは取扱有りだが、NISAには非対応
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、60歳まで定期的に金融商品に積立投資をして運用を行っていき、そこで発生した運用益や利息には課税はされず、また積立金額も全額所得控除扱いとなるお得な制度です。
ネオモバでは、SBI証券のサービスを提供するかたちで、iDeCoを提供しています。
一方、NISA(ニーサ・少額投資非課税制度)は、毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となるお得な制度です。
ネオモバでは、残念ながらNISAには対応していないため、ご注意ください。
なお、楽天証券には、NISAの取り扱いがありますので、興味のある方は楽天証券を利用してみることをおすすめします。
外国株の取り扱いなし
ネオモバでは日本株の取り扱いのみで、外国株の取り扱いはありません。
ちなみに外国株に投資をしたいなら、マネックス証券がおすすめです。マネックス証券は、米国株・中国株の銘柄取扱い数が圧倒的に豊富です。
利用するにはクレジットカードの登録が必要
ネオモバでは、毎月のサービス利用料の支払いはクレジットカード払いとなります。
クレジットカードを持っていない方は、ネオモバを利用するためにクレジットカードを準備する必要がありますので、注意が必要です。
まとめ【「ネオモバ」の具体的な活用術、メリット・デメリットについて!】
今回は「ネオモバ」の具体的な活用術とメリット・デメリットを解説しました。
ネオモバは様々な方におすすめできる証券口座です。この記事を参考にネオモバの利用をぜひ検討してみてください。
◎ネオモバの具体的な活用術
- 少額投資で株式投資デビュー
- 分散投資が手軽に可能
- ひとかぶIPOでIPO投資をする
- 1株で株主優待をGETする
◎ネオモバのメリット
- Tポイントで株が購入できる
- スマホ1台で簡単に始められる
- 1株から株が購入できる
- 1株からIPOに投資ができる
- 株の自動定期買付が設定可能
◎ネオモバのデメリット
- 毎月220円(税込)の利用料がかかる
- 100株未満の売買は成り行きのみ
- iDecoは取扱有りだが、NISAには非対応
- 外国株の取り扱いなし
- 利用するにはクレジットカードの登録が必要
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