🔽 スマレジ(4431) 株価まとめ
・キャッシュレス化の需要は堅調
・中期・長期経営計画を発表
・今後も高い成長が期待できる企業
▼記事内では、以下のことを紹介します。
「スマレジの株価分析」
「スマレジの株価予想」
「スマレジの今後について」
目次
株価情報
🔽 2021年6月18日のデータです。
- 株価:5,930円
- PER:138倍
- PBR:15.68倍
- 配当利回り:-%
- 時価総額:580億円
- 業種:情報・通信業
スマレジの過去3年のPER平均は約80倍ですので、現在のPER138倍は、割高傾向になります。
事業内容
(出典:2021年4月期決算説明資料)
スマレジは会社名の通り「レジ」が主力事業です。 主力商品はクラウドベースの「高機能クラウド型のレジ」です。
他には、「勤怠管理」や「給与計算のシステム」も手掛けています。
ビジネスモデルは下記の2本柱です。
- 関連機器販売によるフロービジネス
- 月額料金によるストックビジネス
ストックビジネスは契約件数が増えるごとに、安定して売上が増加していく手堅いビジネスモデルです。
事業の特徴
スマレジの利用店舗数の推移
(出典:2021年4月期決算説明資料)
長引くコロナ禍においても、無料店舗・有料店舗ともに安定して新規契約を獲得しています。
有料店舗率は20.3%で推移しています。
メインターゲットである飲食業界はコロナ禍で厳しい状況ですが、ワクチン普及とともに自粛が解除されれば、契約数の大幅な増加も期待できるかもしれません。
スマレジの解約率の推移
(出典:2021年4月期決算説明資料)
スマレジの解約率は、たったの0.66%のみです。
解約率が1%を切っていますので、ほとんど解約が発生していないことが分かりますね。
2031年長期ビジョン
(出典:長期ビジョン・中期経営計画の更新に関するお知らせ)
スマレジは「2031年長期ビジョン」を発表しました。
現在のアクティブ店舗数2.4万店舗から10年で約10倍の30万店舗を目指します。
昨今は、現金支払いからキャッシュレス化へ、お金の流れが変化しています。
この流れは世界的なものですので、まだまだ市場拡大の余地はあります。
スマレジはこの市場変化を上手く取り込むことが出来れば、目標達成も十分に可能だと思います。
2024年4月期の中期経営計画
(出典:長期ビジョン・中期経営計画の更新に関するお知らせ)
スマレジは「2024年4月期の中期経営計画」を発表しました。
尚、中期経営計画は以前にも公開されており、今回は「上方修正」発表となります。
中期経営計画では、3年間でARR50億円を目指します。これは、現在から見ると2倍の数字です。
積極的な広告宣伝を行って、計画達成を目指す方針です。
(ARR=年間経常収益を表しています。各期末月のMRR(月間経常収益)を12倍にして算出しています。)
株価推移
▼1年チャート
(出典:Yahoo!ファイナンス)
6月19日現在は、株価5,930円、PER138倍です。
2021年に入ってからの株価チャートは、レンジ相場になっているのが特徴です。
今後の株価予想は?
スマレジの「高機能クラウド型のレジ」は、大局的に考えると、まだまだ成長の余地はあると考えます。
発表済みである、中期経営計画・長期ビジョンからも、会社の自信が伺えます。
そのため株価も短期的に上下はあれど、長期的には右肩上がりに上昇していくものと思います。
注意したいポイントは、スマレジは割高傾向にあるので、押し目のタイミングでエントリーすることを推奨します。
通期業績
(出典:かぶたん 金額:百万円 前年同期比:%)
スマレジの2021年4月期に各種業績ともに過去最高を記録しました。
22年4月期は、前期の倍以上の費用を見込んだ積極的なマーケティングや広告施策を予定しているため、利益は下げる予定ですが、売上高は増収予定です。
財務状況
(出典:かぶたん)
自己資本率40%以上あれば、倒産しにくいといわれていますが、スマレジは自己資本率81.7%なので、財務状況は問題ありません。
ユウイチ
まとめ 今後の株価予想
スマレジはキャッシュレス化の波に乗って成長!
今後の株価予想は?
スマレジの「高機能クラウド型のレジ」は、大局的に考えると、まだまだ成長の余地はあると考えます。
発表済みである、中期経営計画・長期ビジョンからも、会社の自信が伺えます。
そのため株価も短期的に上下はあれど、長期的には右肩上がりに上昇していくものと思います。
注意したいポイントは、スマレジは割高傾向にあるので、押し目のタイミングでエントリーすることを推奨します。
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